講演会

『第5回 土づくりの形を考える』

〜有機物資源を利用した循環型農業について考える〜

 2017年9月29日、講演会を福岡普及指導センターにて開催しました。
 『土づくりの形を考える』の5回目で最終回となる今回は、有機物資源の利用について糸島の取り組みの現状と畜産ふん尿の過剰施用による環境汚染問題について学び、有機物資源を利用した循環型農業ついて考えようと糸島市の現状報告2つと講演を1名の方にお願いしました。
 平日にもかかわらず農業者、行政、一般の方々など65名の方が参加されました。
 キュウリ部会の前部会長であった鬼塚氏は、施設キュウリ栽培を始めて35年間、地力が低かったほ場を、土壌の状況に合わせて、その都度、方法を変えて土づくりに取り組んでこられ、キュウリの品質・収量を向上するためには、「土づくり」「適期管理作業」「適正なかん水肥培管理」の3本柱が重要とし、その中でも「土づくり」はベースとなる最も手間暇をかけるべきポイントであると『土作りに、手間暇を惜しむ人の気持ちが判らない』としてお話しいただきました。
 福岡普及指導センターで野菜係長をされている川原氏からは、土づくりにおける有機物施用の基礎的な考え方と、現在、カリ欠乏のほ場が多くなっていることを踏まえ、カリ欠ほ場におけるカリ肥料施用効果について説明いただきました。
 JA全農で主席技術主管をされている松元氏は、家畜ふん堆肥には良質土づくり資材という側面と肥料三要素と石灰・苦土並びに微量要素を含むという側面があり、地域資源として有効に使うためには、造粒や成分調整によって平均的な農家が化学肥料感覚で利用可能な形態・特性を備えた「肥料」として使える資材とすることが求められいることを鹿児島の事例をからお話し下さいました。
 また、パネルディスカッションで、会場から活発に質問が出て講演者の皆様に答えていただいた後は、このシリーズ5回全てコーディネートして下さった平井先生から総括をお話ししていただき、このシリーズを締めくくりました。
 今回、講演して下さった演者の皆様、このシリーズのコーディネーターである平井先生、本当にありがとうございました。

◎プログラム◎

1 開会挨拶
  岩城 賞弘 アグリコラボいとしま会長



2 糸島市における有機物資源利用に関する現状報告

   土づくりに、手間暇を惜しむ人の気持ちが判らない!』


  ・JA糸島キュウリ部会 前部会長 鬼塚 浩一 氏

  *スライド(PDF:1.0MB)


◆ 慷機物施用の考え方とカリ欠乏ほ場における
   カリ肥料施用効果について』


  ・福岡普及指導センター 野菜係長 川原 憲朗 氏

  *スライド(PDF:1.5MB)



3 講演
  『家畜ふん堆肥を造粒して使う。   成分調製型堆肥から混合堆肥複合肥料へ



  ・JA全農 肥料農薬部 九州営農資材事業所
   主席技術主管 松元 順 氏

  *スライド(PDF:4.4MB)



4 パネルディスカッション

5 『「土づくりの形を考える」講演会シリーズの総括 』



  ・九州大学大学院農学研究院 准教授 平井 康丸 氏

  *スライド(PDF:4.5MB)




※当日実施したアンケート結果は、*こちらをご覧下さい。

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