平成24年度通常総会・講演会

   平成24年度通常総会が5月20日に九州大学
  伊都キャンパス・稲盛財団記念館稲盛ホール
  にて開催されました。
   総会では、久保田会長を議長に選び、平成
  23年度活動報告及び決算報告、規約の改正、
  役員の選出、平成24年度活動計画案及び
  収支予算案の4議案を審議、承認しました。
   総会終了後には、講演会を開催しました。


○平成24年度活動計画は、*こちらをご覧下さい。


  講演会

『今、TPPを考える』


  



     2012年5月20日、平成24年通常総会終了後に講演会を開催しました。
     「今、TPPを考える!〜TPPは農業と地域社会に何をもたらすか?〜」と題する講演会に、
    4名の講師をお迎えしました。
     TPP(Trans−Pacific−Partnership環太平洋経済連携)は、ニュースや新聞では、農業への
    影響が多く語られていますが、実際の生活にどれほど関わりがあるのかについては分からない
    という話をよく耳にします。
     そこで、『この国に住むすべての人に影響を与える「TPP」の真実の姿を基礎から学びます』
    として、広く一般の方にも参加を呼び掛けたところ、農業者、学生、一般の方々110名の
    参加を得ました。
     講演は、佐藤 宣子 九州大学大学院農学研究院教授・TPP交渉参加反対有志の会・事務局
    『企画の趣意とTPPのしくみ』、前田 幸嗣 九州大学大学院農学研究院准教授『TPPはわが国
    稲作と両立するか』、堀田 和彦 東京京農業大学教授『畜産経営への影響と食の安全性問題』、
    磯田 宏 九州大学大学院農学研究院准教授『TPPがもたらす暮らしと地域社会への影響』
    の4題です。
     TPPに加盟した場合、前田先生の試算によると、圃場の規模を20倍に拡大し、
    消費者が安全性から国産米を購入したとしても、外食産業や加工用米の輸入によって
    米の自給率は大幅に下がるとの
    解説がありました。
     堀田先生は、差別化が難しい酪農家へ影響は多大で、自給率の低下、ポストハーベスト、
    残留農薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品などの問題から、食の安全性も脅かされると
    説明されました。
     磯田先生は、医療分野での規制緩和が進むことで、病院も営利産業と化し、国民皆保険制度の
    崩壊の危険性があり、農業だけでなく、日本で生活をしているすべての人に影響があることから、
    広範な市民・分野・業界・関係者が連帯し、TPP加入を阻止すべきだと語られました。
     また、九大農学部の学生を始め、質疑も活発に行われ、講演会は盛会裡に終わりました。


◎プログラム◎

1 開会挨拶
  久保田 稔 アグリコラボいとしま会長・福岡県指導農業士 糸島地域代表


2 『企画の趣意とTPPのしくみ』


  ・佐藤 宣子 九州大学大学院農学研究院 教授
     *スライド(PDF:0.7MB)
     *講演会書き起こし(PDF)
3 『TPPはわが国稲作と両立するか』


  ・前田 幸嗣 九州大学大学院農学研究院 准教授
     *スライド(PDF:0.3MB)
     *講演会書き起こし(PDF)
4 『畜産経営への影響と食の安全性問題』


  ・堀田 和彦
    東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科 教授
     *スライド(PDF:0.8MB)
     *講演会書き起こし(PDF)
5 『TPPがもたらす暮らしと地域社会への影響』


  ・磯田 宏 九州大学大学院農学研究院 准教授
     *スライド(PDF:1.4MB)
     *講演会書き起こし(PDF)
6 質疑応答


 パネラー:佐藤氏、前田氏、堀田氏、磯田氏

7 閉会挨拶
   若菜 幹彦 アグリコラボいとしま副会長・福岡県普及指導センター長


※当日実施したアンケート結果は、*こちらをご覧下さい。

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